孤影悄然のシンデレラ

ぼくの思考のセーブポイント

せいなる夜によしなしごとを

 暇だったので書きました。ぼくが書く文によくみられる"かっこ()"を多用した表現は、一部の人からは「ぼくが考えていることをそのまま追えてる感じがして好き」なんて言われます。でもこの考えというのは、文を書いてる時のぼくの脳を追っているだけで、普段のぼくはもっとぐちゃぐちゃに、こんな風に考えてるよ~っていうのを文にしました。

 読みにくいです。反省はしていません。どうせこの文に目を通す人も暇だろうし。

 

登場人物 

ぼく(簡単のため、以下A)

美しい女性(以下B)

 

 

新幹線に乗ってたんですよ

 

A「(ん、きれいな人(B)がこっちにむかってきた。隣に座るのかな)」

Bが隣に座る

A「(自然体でいくぞ)」

A「......」

B「......」

A「(なにか彼女に話しかけなきゃ)」

B「......」

A「こんばんは」

B「こんばんは」

A「あなたはとても魅力的ですね、あぁこの場で一線を越えるつもりはありませんが」

B「はは、お世辞はやめてくださいよ」

A「いや本気で言ってるんです、あなたほど綺麗な人は見たことが...」

 

ということが起きると思ってたんですよね、でも

 

A「......」

B「......」

A「こんばんは」

B「あら」

A「あなたはとても魅力的ですね、あぁこの場で一線を越えるつもりはありませんが」

B「は?きも、死ね」

A「......」

B「......」

 

現実はこうなることが分かっていたので、話しかけることはなくて、

 

A「......」

B「......」

A「......」

B「......」

A「......」

B「......」

A「......」

B「......」

 

となるわけです。でも、Bも似たようなことを考えていて、だから上記は発生することなくて

 

A「......」

B「わかってると思うけど、あなたに急に話しかけられても私は落ち着いて対応できるから」

A「んん?何?」

B「健常者社会ではこういう場で多少の会話がされるべきであることは分かってる。だからあなたは遠慮せず私に話しかけてきていいのよ」

A「そう言ってもらえると嬉しいです。あなたにどう話しかけようか迷ってたんですよ」

B「ほんとに?」

A「ほんとですよ、美しい女性が隣に座ったら話しかけたいに決まってるじゃないですか」

B「あら、やさしいのね」

 

ということがB目線では発生すると考えらえるわけです。でも

 

A「......」

B「わかってると思うけど、あなたに急に話しかけられても私は落ち着いて対応できるから」

A「んん?何?」

B「健常者社会ではこういう場で多少の会話がされるべきであることは分かってる。だからあなたは遠慮せず私に話しかけてきていいのよ」

A「あ、はい。いや、特に話したくないんですが」

B「......」

A「......」

 

B目線でもこれが起きる可能性もあるわけです。だからBもここまで考えて、

 

A「......」

B「......」

A「......」

B「......」

A「......」

B「......」

A「......」

B「......」

 

となるな、と。ここまで考えたぼくとしても

 

A「......」

B「......」

A「......」

B「......」

A「......」

B「......」

A「......」

B「......」

 

が丸いよなぁと、そんなことを思っていたんですけど、

 

A「(そんなことを考えてる最中)」

B「(近づいてくる)」

A「(そんなことを考えてる最中)」

B「(近づいてくる)」

A「(そんなことを考えてる最中)」

B「(座ることなく通り過ぎる)」

A「(はは、そもそも座らないか、そりゃそうだよな)」

 

実はこうなんですよね。

 

A「(暇だ......)」

A「(もし美しい女性が近くにきたらこういうこと考えるんだろうなぁ......)」

 

まぁ本当はこうなんですけど。

 

A「(テストはやく解き終えて電車に乗って帰宅したら、クリスマスだしぼくはこんなこと考えるんだろうなぁ)」

 

と実はここまでのことは、テストの最中に何も分からなくて暇になったぼくの妄想なんですが

 

A「(って明日のテスト中考えてそうだよなぁ......人生つらい......)」

 

と、過去問を見るも全くわからず勉強を放棄したぼくが布団で横になりながら思ってたことなんですよね

 

車内アナウンス「つぎは新宿、新宿、お出口は右側です」

 

この車内アナウンスで我に返り、電車をおりたぼくのはなしでした