孤影悄然のシンデレラ

ぼくの思考のセーブポイント

立ち読みのすすめ

Q. 商業施設でどこに行くことが一番多いか

A. 本屋

 

 はい、あまり上の答えになる人はいないらしい。(上の答えは何が一番多くなるのかな、飲食店かな。) 行くとしても教科書参考書目当てだったり、昔の漫画目当てでBookoff行ったりで、本を目的に紀伊國屋とかジュンク堂とかに行く人は稀らしい。

 まぁ、kindleとかあるし?メルカリで中古で安く買えるし?適当にレビュー見たらそれで満足するし?本屋にいかないでも本を読む、その内容を知る手段はたくさんある。(最近、youtubeで話題書の解説、要約をあげている人がいて面白いなと思った。1冊読むと1時間かかる本を15分程度にしてくれているのは一見めちゃめちゃアド)

 

 そんななかで、ぼくは頻繁に本屋にいってる。そう、立ち読みをするために。

 立ち読みの印象は世間的にあまりよくない。お金ないから勘弁してください。まぁ多分お金が豊富にあっても立ち読みはする。

 ほとんどの本は1回読んだら満足する。わざわざ買う必要がない。(あえて買う理由を挙げるとすれば、本棚を武装して読書家アピールできるようになるぐらい。)本を買ってしまうと、「いつでも読めるからあとで読めばいいや」となっていつまでも読まないでしょ。ぼくはそういう人間。

 毎年の読書数が200冊を超えるような読書家が読んでるような本は1~3時間ぐらいで本全体に目を通せるし、内容も理解できる。3時間未満であれば1回の立ち読みで十分。例外は読むのにめちゃめちゃ時間がかかる本(『純粋理性批判』とか『カンデル神経科学』とか『Atiyah-MacDpnald 可換代数入門』とか)で、これは図書館で借りる。(ちゃんとした(?)本は図書館に置いてある率が高い)

 本を読み終わった後に、これは何度も読みたいなと思ったら(ぼくの場合、これは主に小説に多い。何度もエモい気持ちになりたい)、そのときはその本を買えばいい。ビジネス書とか啓発本は内容を読書ノートに記録して終わり。『純粋理性批判』みたいな本は、手元に置いておきたい気もするが、実際繰り返し何度も読むかといわれると「いやぁだったら別の本読むかな...」となる。(『カンデル神経科学』は辞書的に使えるので手元に置いておきたい)

 

 そんなわけで、立ち読みしてれば十分じゃねって話がしたかった(おわり)